滝沢市IPUイノベーションセンターとは

滝沢市IPU(Iwate Prefectural University:岩手県立大学)イノベーションセンターは、研究開発支援、既存企業の抱える技術的課題の解決、新事業の創出などを促進し、滝沢市の経済振興に資するため、岩手県立大学地域連携研究センターに隣接して建設した施設です。

この施設は、市町村が公立大学施設内に整備する全国初の産学連携サポート施設です。本施設の目的は次の通りです。

WinWinの関係性

ICT関連産業の集積による、地域IT開発拠点

滝沢市、岩手県立大学及び岩手県が、関係機関と連携を図りICT関連産業の誘致活動を行い、北東北におけるICT関連企業の一大集積地となっております。
現在イノベーションセンター及びパークではICT関連産業を中心に、20社を超える企業に立地・入居いただいております。

産学官連携でイノベーションを創出

県立大学との共同研究などの産学官連携や協業などの企業関連携事業、さらには小中学校など地域の学校や団体等との連携や交流を促進するため、第2イノベーションセンター内に相談対応の窓口を設置し、専任職員を常駐させコーディネートやマッチングにあたるとともに、課題解決型プロジェクト演習(PBL)などの産学官連携イベントなどを積極的に実施しているおります。

地域産業振興の場

滝沢市IPUイノベーションセンターでは、IT産業を中心とした地域の雇用創出の場となっており、多くの方々が当施設で就業されております。
また県立大学関係も数多くイノベーションセンター入居企業へ就職し、県立大学生の就職等の受け皿となっております。

施設概要

第1イノベーションセンター 第2イノベーションセンター
研究室 12室 9室
会議室 2室 3室
談話室 1室 1室
電気方式 単相100V コンセント容量5KVA(5000W)
通信設備 高速通信回線対応可(FTTH)、電話回線(申込は入居社負担)
空調設備 空冷式ヒートポンプパッケージエアコン
セキュリティ 共通部分に一部監視カメラ付き 扉はセキュリティカードによる入退室
共通設備 駐車場 駐輪場 給湯室 コピー室 自動販売機 電子レンジ 冷蔵庫等

inove(イノベ)について

滝沢市IPUイノベーションセンターの愛称である「inove」とそのロゴは入居企業で構成されている滝沢市IPUイノベーションセンター運営協議会で決定致しました。
ロゴは、樹の幹を「Takizawa」の「T」で表し「イノベーションセンターと滝沢市」をイメージしております。
その周辺の樹の「葉」の丸の部分は「入居者」や「入居した企業が開発した製品やサービス」をイメージしており、連携し大きな樹を作り上げて大きく発展していくイメージを表現しています。

施設詳細

現在滝沢市IPUイノベーションセンターには、2020年現在ITをはじめ様々な分野の企業が25社入居しております。